【情報公開】可否決定通知書の理由附記は改善された

渋谷区の情報公開においては、可否決定通知書の理由附記については、大きく改善された。
これは、平成21年(行ウ)第63号・公文書非公開決定取消請求事件において、渋谷区町会連合会の会計帳簿の不存在理由の記載が不十分で、渋谷区情報公開条例9条の3第1項の要求する理由附記の要件を欠くとして、非公開決定処分が取り消されたためである。

以後、渋谷区の情報公開請求可否決定通知書における非公開処分の理由附記は丁寧になった。
「誹謗中傷の恐れがある」などというトンチンカンな理由附記があるものの、これは大変結構なことである。
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行政処分の理由付記に関する判例法理及び学説について

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=81379&hanreiKbn=02

昭和30年代後半以降の幾多の判例(最高裁昭和36年(オ)第84号同38年5月31日第二小法廷判決・民集17巻4号617頁,最高裁昭和57年(行ツ)第70号同60年1月22日第三小法廷判決・民集39巻1号1頁,最高裁平成4年(行ツ)第48号同年12月10日第一小法廷判決・裁判集民事166号773頁ほか)の積重ねを経て,今日では,許認可申請に対する拒否処分や不利益処分をなすに当たり,理由の付記を必要とする旨の判例法理が形成されているといえる(この判例法理の適用は,税法事件に限られるものではない。)。そして,学説は,この判例法理を一般に以下のとおり整理し,多数説はそれを支持している。その法理は,平成5年に行政手続法が制定された後も基本的には妥当すると解されている。
① 不利益処分に理由付記を要するのは,処分庁の判断の慎重,合理性を担保して,その恣意を抑制するとともに,処分の理由を相手方に知らせることにより,相手方の不服申立てに便宜を与えることにある。その理由の記載を欠く場合には,実体法上その処分の適法性が肯定されると否とにかかわらず,当該処分自体が違法となり,原則としてその取消事由となる(仮に,取り消した後に,再度,適正手続を経た上で,同様の処分がなされると見込まれる場合であっても同様である。)。
② 理由付記の程度は,処分の性質,理由付記を命じた法律の趣旨・目的に照らして決せられる。
③ 処分理由は,その記載自体から明らかでなければならず,単なる根拠法規の摘記は,理由記載に当たらない。
④ 理由付記は,相手方に処分の理由を示すことにとどまらず,処分の公正さを担保するものであるから,相手方がその理由を推知できるか否かにかかわらず,第三者においてもその記載自体からその処分理由が明らかとなるものでなければならない。

「誹謗中傷」というのは「悪口」のことだよ

 自分が間違ったことをして、それを指摘批判されることを「誹謗中傷」(悪口を言われた)というとは呆れた人たちです。
 このブログを読み返してみましたが、コメントを含めて、極めて冷静で質の高い論議が展開されいます。比較対象にもなりませんが、2チャンネルなどとは雲泥の差です。
 これをしも「誹謗中傷」と呼ぶのは、批判は一切許さないというに等しい、極めて尊大傲慢な態度です。いやしくも「パブリックサーバント」を自ら任ずる者の態度とは思えません。

No title

「極めて冷静で質の高い論議」・・・・
その思いこみと2CH論者は変わらないよ。同じレベルだよ。
自分たちこそは正しいって思っている。

そもそも給食費と先生の在籍年数は関係ないだろう。
「ブログを読み返した」のであれば一時期質の低い論議があったことがわかるはずだ。

ただ、区民=有権者さんがあちらこちらに書き込みをして
思いを伝えたい気持ちは解りますし、区政の事を十分に考えているのは理解できます。


同じ穴のむじな

確かに、よくわからないほのめかしや、妙に事情通なのはありますね。私はこういうのは、区長や、与党議員と、同じレベルで、しかし利害が対立する人たちではないだろうかと思います。
でも9割以上は正当な議論で、良識的なものだと思います。
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