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【議長交際費】議長交際費の違法支出分に住民監査請求を提出。

10月12日、渋谷オンブズマンは、平成22年度の渋谷区議会議長交際費の内、違法支出の疑いがある44万1025円に関して、住民監査請求を提出した。以下、監査請求書である。


請 求 の 趣 旨

渋谷区監査委員は、渋谷区長桑原敏武に対して、下記の請求を履行させるための、必要な措置を講ぜよ。

渋谷区長桑原敏武は、松岡定俊、池田雄造、可部暢宏、下嶋倫朗、伊藤美代子に対して、平成22年度の区議会議長交際費の内、違法支出相当損害金44万1025円を、連帯して渋谷区に返還するよう請求せよ。


請 求 の 原 因

1.議長交際費支出の法令上の根拠と本件支出の違法性

(1)地方自治法第2条14項は「地方公共団体は、その事務を処理するに当たっては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。」と定めている。
 又、地方財政法第4条1項には「地方公共団体の経費は、その目的を達成するための必要且つ最少の限度をこえて、これを支出してはならない。」と定めている。

(2)渋谷区においては、下記の通り議長交際費の支出基準と支出細則(平成2年3月31日議長決裁)が定められている(甲1号証)。

<支出基準>
1 渋谷区議会における議長交際費の適正かつ公平な執行を図るため、交際費の支  出基準を定める。
2 交際費は次に定める「支出細則」に基づいて支出し、その支出は社会通念上認 められる範囲でかつ必要最小限でなければならない。
<支出細則>
[儀礼経費]
社会的慣習に基づく儀礼を行うために要する経費
1) 区政に深い関係を有する人(団体)に対する儀礼
2) 叙位、叙勲、表彰等の栄誉受彰者(団体)に対する儀礼
3) 区政協力団体等の行事にかかる儀礼
4) 区長、行政委員等区政関係機関及び構成員の主催又は参加する行事への儀礼
[接遇・折衝経費]
1) 国、都及び区政関係機関の関係者、又は議会若しくは議長表敬者等に対す    る接遇に要する経費
2) 区政重要事項協議、折衝に要する経費
[協賛経費]
行事、事業、刊行物等に対する協賛を目的とする経費
1) 区政協力団体等が主催する行事若しくは事業に対する協賛
2) 国、都、区等に関する刊行物若しくは活動に対する協賛
[諸費]
1) 議長会、正副議長会等に要する経費
2) その他議長が特に必要と認める経費

(3)従って、平成22年度、渋谷区議会議長交際費の内、下記の(ア)~(カ)の支出合計額44万1025円は違法支出である。

(ア)平成23年1月6日、東京商工会議所渋谷支部に対して支出された新年賀詞交換会会費15,000円。議長、副議長2名分で30,000円(甲2号証)。 15,000円は社会通念上許容されている儀礼の範囲を超えている。従って、上記の金額30,000円を返還せよ。
(イ)平成22年6月23日、一般社団法人渋谷区体育協会に対して支出された法人化祝賀会会費3,000円(甲3号証)。
 議長交際費は議長及び副議長の交際費であるにもかかわらず、文教委員会副委員長の下嶋倫朗の会費として支出されている。従って、上記の金額3,000円を返還せよ。
(ウ)平成23年1月14日、一般社団法人渋谷区体育協会に対して支出された新年会会費5,000円(甲4号証)。
 議長交際費は議長及び副議長の交際費であるにもかかわらず、文教委員会副委員長・下嶋倫朗の会費として支出されている。従って、上記の金額5,000円を返還せよ。
(エ)平成23年1月21日、社団法人渋谷区医師会に対して支出された新年会費5,000円。文教委員会副委員長、福祉保健委員会副委員長2名分で10,000円(甲5号証)。
 議長交際費は議長及び副議長の交際費であるにもかかわらず、文教委員会副委員長・下嶋倫朗及び福祉保健委員会副委員長・伊藤美代子の会費として支出されている。従って、上記の金額10,000円を返還せよ。
(オ)平成23年1月29日、渋谷区身体障害者福祉協会に対して支出された新春の集い会費3,000円(甲6号証)。
 議長交際費は議長及び副議長の交際費であるにもかかわらず、福祉保健委員会副委員長・伊藤美代子の会費として支出されている。従って、上記の金額3,000円を返還せよ。
(カ)渋谷区議会事務局の説明によれば、渋谷区議会図書カードは、渋谷区の施設及び事業を視察に来た他自治体の議員、職員に配られる記念品であるとのことである。このような記念品の配布は必要性も無く、税金の無駄遣いである。
また、何処の自治体が視察に来て、本件図書カードを何枚使ったかの説明が全くなく、この点からも違法支出である。従って、図書カード制作費389,500円と振込手数料525円の合計額390,025円を返還せよ(甲7号証)。

2.当事者
(1)請求人は、東京都渋谷区内に居住する住民である。
(2)桑原敏武は渋谷区長である。
(3)松岡定俊は、平成22年度の渋谷区議会議長である。
(4)池田雄造は、平成22年度の渋谷区議会事務局長である。
(5)可部暢宏は、平成22年度の渋谷区議会事務局次長である。
(6)下嶋倫朗は、平成22年度の渋谷区議会文教委員会副委員長である。
(7)伊藤美代子は、平成22年度の渋谷区議会福祉保健委員会副委員長である。

3.住民監査請求期間と期間徒過の正当事由
 地方自治法242条2項は「前項の規定による請求は、当該行為のあった日又は終わった日から一年を経過したときは、これをすることができない。ただし、正当な理由があるときは、この限りでない。」と定めている。
 本件議長交際費の支出は、平成22年度のものである。上記(3)の(イ)の支出は、地方自治法242条2項をそのまま適用すれば、一年を経過しており、監査請求をすることができないことになる。しかし、以下の理由により、期間徒過の正当事由があるので、本件請求を期間徒過を理由に却下することはできない。
 請求人らが、情報公開請求で本件領収書を取得したのは平成23年9月20日である(甲8号証)。本件監査請求は、それからわずか23日後に提出しているのであるから、期間徒過の正当事由がある。
 最高裁は「普通地方公共団体の住民が、相当の注意力を持って調査を尽くしても、客観的にみて住民監査請求をするに足りる程度に、財務会計上の行為の存在または内容を知ることができなかった場合(当該行為が秘密裏になされた場合に限らない)には、本条2項但書にいう、『正当な理由』の有無は、特段の事情のない限り、住民が相当の注意力をもって調査すれば知ることができたと解される時から、相当な期間内に監査請求をしたかどうかによって判断すべきである」(最判平14・9・12)と判示している。


結   語
 以上の次第であり、本件は地方自治法第2条14項、地方財政法第4条1項、渋谷区の議長交際費の支出基準と支出細則に違反する違法な支出であり、地方自治法第242条第1項に該当するので、渋谷区監査委員に同法第242条第4項に基づく、必要な措置を講ずべき事の勧告を請求する。
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No title

桑原も、ここに書かれた議員連中も、そろそろ気がついても良いんじゃないの?
オンブズマンは徹底的にやるってこと。自分たちのやってることはいけないことだってこと。
監査を棄却して済む話ではないってこと。

やればやるだけ、傷が大きくなるってこと。
権限は、区民と正義のために使うってこと。
権限は自分の利権や利得のために使ってはいけないということ。
使ったら、もう許さないってこと。

No title

オンブズマンを目の敵にする人って、ほんとはオンブズマンがすっごく怖いんだろうね。小型犬がキャンキャン吠えるのに似てるよね。
体は大きかったり、小さかったり、太ってたり、痩せてたり様々だけど、みんな共通して「やばい」ってこと。
監査請求くらいやったら?
給料もらってんだからさ・・・税金で。

下嶋議員どの

ま~た~こんなところに名前が出て・・・
イイ話は聞いたことがない。
あっちで一服、こっちで一服。
お茶じゃないんだからさ・・・

だから、地元のKO-電業者の社長が応援しなきゃ良かった・・・って言うんだよ。
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