スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【請願】佐藤真理議員(自民党)の苦しい反対討論

渋谷区議会の平成23年第3回定例会の本会議(10月25日)において、子どもたちを放射線被曝から守るための請願に自民党、公明党は反対したが、以下は自民党の佐藤真理議員の反対討論を議事録から抜粋したものである。
なんとも歯切れの悪い反対討論であり、賛成したいのだけれども桑原区長が恐ろしいので反対すると言っているようである。自民党議員にとっては、幼い子供達より、年老いた桑原区長の御機嫌を窺うほうが大切なのであろうか。

◆二十四番(五十嵐千代子) ただいま議題となりました子どもたちを放射線被曝から守るための請願について、福祉保健委員会の審査経過並びに結果を御報告いたします。
 本請願は、渋谷区、放射線被曝から子どもたちを守る渋谷父母の会代表、大和田千晶さんほか三千三百七十三人から提出されたものです。
 本請願の趣旨は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に起因する放射性物質による被曝から、渋谷の子どもたちを守るための対策を講ずることを求めるものです。
 審査の中で、反対の立場から、子どもたちの健康を守ることは当然であるが、本請願の内容については六月の時点で区として対策をとる方向を示し、既に独自にきめ細かな測定を実施されていることから、現時点で採択する必要はない等の意見がありました。
 また、賛成の立場から、区は既に独自に放射線量測定等を実施しているが、現在でも放射能汚染の全容は明確ではなく、万が一高い数値が出たときの対応などについて十分な対策が図られているとは言えない。区のさらなる取り組みを求めたい等の意見がありました。
 本委員会は慎重審査の結果、可否同数のため、渋谷区議会委員会条例第十六条の規定により、本請願を採択すべきものと委員長裁決をもって決定いたしました。
 以上、福祉保健委員会の報告といたします。

○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。
 これから討論に入ります。
 事前に討論の通告がありますから、順次指名いたします。
 二番佐藤真理議員。

◆二番(佐藤真理) 子どもたちを放射線被曝から守るための請願に対する反対の立場から討論いたします。
 渋谷区では国の対応が定まらない中、他自治体に先駆けて、区民の皆様の安全を確保するため五月三十一日、区長は区内の放射線量を独自に測定することを公表し、六月十七日から測定にかかりました。区立保育園二十二園、私立保育園八園、区立幼稚園と幼保一元化施設七園、区立小学校二十校、区立中学校八校の園庭、校庭、砂場、花壇の土壌各々二キログラムを採取し、財団法人日本食品分析センターに依頼し、ゲルマニウム半導体測定器による核種分析測定を行い、その測定結果を渋谷区のホームページに掲載いたしました。また、地上一メートルの空間線量についても換算値として公表しております。
 第二回の測定は九月二十日から開始し、その結果も速やかにホームページに掲載し、同時に給食食材、野菜だけでなく肉類、乾物、果物、乳製品と牛乳も測定いたしました。十月には給食に使われているお米も測定し、同じく区ホームページに結果が公表されております。もちろんプール水も測定しております。
 十月からは東京都からさらに精巧な測定器、シンチレーション式サーベイメータを借り受け、順次測定を開始しております。
 このように、子どもを持つ父母の方々の御要望やその意をハンセイするべく……
   〔「反映」の声あり〕
◆二番(佐藤真理) 反映するべく、渋谷区は万全な対策に近づくように努力を続けております。
 この請願の願意は十分理解されますし、子どもたちの健康と現在と未来を守りたいと願うのはその親だけでなく、だれもが同じ思いを持っております。その意味からも、私たち渋谷区議会自由民主党議員団は、この請願にうたわれている願意自体に反対するものではありません。
 そもそも請願とは、文字どおり「請い願う」ということですが、国民に認められた憲法第十六条の権利の一つで、国民が国や地方自治体に対して一定の意見や希望を述べることを指します。採択された請願は、区長その他の執行機関に送付するに当たって議会から処理の経過及び結果の報告を請求することができ、議会、執行機関双方に実現への努力が要請されます。
 以上のことから、本区における現在の状況を踏まえ、既に施策として実施されていることをあえて決着して何の意味があるのでしょうか。この施策は継続した対応こそが求められ、現段階で拙速に決着することは区民の皆様の御心配にこたえていくことにはならないと考えるものであります。今後も注意深く推移を見守る必要があり、それが私たちに課せられた責務であります。
 前段で私が述べましたように、今回の原発事故による放射線の影響は簡単に収束することはなく、本区において六月から実施されている測定は今後も継続して行い、その結果についても逐一報告されるべきものとして、我々渋谷区議会自由民主党議員団はこれからも区民の皆様の安全な生活のために心血を注いでまいります。
 以上のことから、本請願について現段階では採択する根拠はないものと考えを申し上げまして、反対討論といたします。
スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

子供でも分かること

  百歩譲って「既に行なっている」施策について請願があった場合、
1.必要ないから請願を採択しない。
2.請願を採択し、その施策を十分に行なうよう、区に求める。
区議会の取るべき立場は、明らかだと思うのだが。
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
QRコード
QRコード
ブログランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
なかのひと
なかのひと
カウンター
情報提供求む

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。