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【記事紹介】毎日新聞が渋谷区の情報公開コピー代値上げ検討に関して報道

昨日(10日)、毎日新聞が渋谷区の情報公開に関する動向を報道した。
以下は、毎日新聞のインターネットニュースの全文である。


開示文書コピー代:値上げを検討 東京・渋谷区、情報公開逆行の動き

東京都渋谷区が、情報公開制度で開示する文書のコピー代値上げの検討に前向きだ。全国の自治体の多くが公開度を高める方向に進む中、逆行ともいえる異例の事態。背景には情報公開制度を使って区政を追及する区議と区長の対立がある。制度の主体であるはずの住民の姿はかすみ、議会の役割は何かとの問いも浮かび上がる。
【日下部聡】

 ■区民からの請願書
10月5日。ある区民から区議会に「情報公開のコピー代について検討を求める請願」と題する一通の請願書が提出された。そこには、こう書かれていた。
「新聞報道によると、ある区議会議員が職員の勤務日報などを2000ページも請求したと書かれていました」
さらに「区民の暮らしも厳しくなり、区の税収も減っている中で、一部の人の情報公開請求に、多くの事務量を費やすのであれば、それ相応のコピー代を求めるべきであると考えます」。
そして、開示文書のコピーには現行の1枚10円以上のコストがかかっているとして「(区職員の)作業時間を考慮した金額に改めるなどについて検討」することを求めている。つまり、大量請求に対してコピー代の値上げを求める要望だ。

「ある区議会議員」の行為がきっかけとも読めるこの請願は、10月17日の区議会で、区長与党の自民、公明両党などの賛成多数で採択された。賛成の討論に立った丸山高司(たかし)区議(自民)は「1人の請求者が繰り返して請求を行うものも多い」「ごく限られた区民が、区政に対して過大な事務処理の負担をかけている」などと述べ、特定の請求者に問題があるとの見方をにじませた。

これを受けて桑原敏武(としたけ)区長は毎日新聞の取材に「請願の趣旨に沿って真摯(しんし)に検討する」と答え、値上げの検討に意欲を示した。

請願書の「ある区議会議員」とは、堀切稔仁(ねんじん)氏(無所属)を指すとみられる。実際、請願書が言及する「新聞報道」もあった。今年1月14日の読売新聞都民版には、堀切氏が福祉部職員の勤務日報など約2000ページの文書の公開を受けたとの記述がある。
堀切氏は市民団体「渋谷オンブズマン」の出身で、11年4月の区議選で初当選した。市民団体時代から頻繁に情報公開請求を利用して区政を追及し、区議になってからも同様の活動を続けている。

■区長「大量請求に苦労」
桑原区長は、昨年8月に前田和茂(かずしげ)議長(自民)に対し区議の情報公開請求を控えるよう申し入れた。同11月の取材に桑原区長は「かつて区議の大量請求で職員が苦労した。4月に新しい議員が入り、また大量請求が出てきたので、改めてお願いした」と話している。

値上げの請願について堀切氏は「コピー代が値上げされれば、大量請求へのけん制になる。区長与党が支持者に出させたのではないか」と疑っている。

これに対し、請願の筆頭紹介議員となった植野修(おさむ)区議(公明)は「事実無根」と話す。「請願者の方が請願の締め切りの数日前に来たので会った。趣旨に賛同したので署名した」

請願者は氏名から男性とみられる。請願書の住所にある住宅を夕方や夜に3回訪ねたが、応答はなかった。その都度、記者は連絡をほしい旨を名刺に記して残したが、9日までに連絡はなかった。

■公開度ランキング回答、全国で唯一拒否
今後、どのような手順でコピー代の値上げを目指すのか、桑原区長に取材を申し込んだが「多忙で時間が取れない」として、代わりに藤本嘉宏(よしひろ)・文書課長が応じた。藤本氏は「まだ具体的な検討に取りかかっていない。区の説明責任や区民の知る権利は重要で、大量請求にどう対応するかは総合的に検討しなければならない」と話す。
実は渋谷区は、10年以上前から情報公開制度をめぐる問題が繰り返し指摘されてきた。

98年には、ずさんな使われ方が批判を浴びていた食糧費について、無所属区議の情報公開請求を受けた直後に、関連文書の保存期間を10年間から1年間に短縮していたことが発覚。
02年には区議会幹事長会が議員による情報公開請求の自粛を申し合わせようとしたことが問題化。「情報公開の流れに逆行する」などと報道で指摘され、結局は見送られた。
03年に初当選した桑原区長は当時、区の助役だった。98年の文書保存期間短縮を報じた同年8月26日の朝日新聞東京版には「文書の管理は適切な行政運営のためで、情報公開のためにするのではない」との当時の桑原助役のコメントが載っている。
10年にも「渋谷オンブズマン」代表の情報公開請求に対し、区教委が書き換えた文書を開示していたことが明らかになっている。

弁護士らが中心となって運営する全国市民オンブズマン連絡会議(渋谷オンブズマンとは無関係)は09年度以降、全市区を対象に情報公開度を調査して「情報公開度ランキング」を公表しているが、渋谷区は回答を拒んでおり、11年度は全国で唯一の拒否だった。
拒否の理由について藤本文書課長は「任意の調査なので答えないという判断をした」とだけ話す。

一方、桑原区長は区議の情報公開請求について「議会の調査権で対応してほしい」と主張している。

しかし、地方自治法は、地方議会に行政に対する調査や検査の権限を与えているが、あくまでも「議会」であって議員ではない。議員個人に調査のための法的権限はないのだ。

■区政追及の「有効な手段」
地方自治体は国と違い、首長と議会の二元代表制だ。議会全体が首長に対するチェック機関であって、「与党」も「野党」もないというのが本来の姿だ。しかし、現実はそうなっておらず、首長与党が首長の施策を追認するだけの地方議会は少なくない。

コピー代値上げに反対した区長野党・民主党の浜田浩樹区議は「多数会派が委員長ポストを握っている委員会では、区に資料提供を求めても委員長に拒否されることがよくある。少数会派の議員にとって情報公開請求は有効な手段にならざるを得ない」と話している。

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No title

静かな一日?

いやいや、そんなことは無い。
コッソリとまた事件が発生していた。
今、情報収集が終わったところだ。

渋谷区だもの!

No title

情報が公開されてガラス張りなら、こんなことはおきないでしょう。
いちいち公開請求しなければ出てこないのがおかしい。
ディスクロージャーをドンドン進めて、ガラス張りにすればいいんではないかね。
渋谷区は世の中に逆行してるな。

ゴマカシならゴマカシを公開して、修正も公開すれば簡単さ!
区民の見たいものは見させろ!

桑原が辞めたら公開するとなったら、自公と隠れ自民と新民主のおまけ議員はどうするかな?
よう~く考えておけ。

No title

桑原区長さん、ご高齢ですから急にご病気になられることも…
任期前に区長交代なんてなったら、いい加減なことをやっていた
区議会議員も区役所職員は大変でしょうね。
シュレッター前に行列が出来る?

区民も気がつき始めていますよ。
渋谷区内で何が起きているかを!

No title

11日、静かだったのは山谷小学校で「山谷小学校建替え計画説明会」があったから、忙しかったのでは?

参加したら面白かったですよv-92

議員のみ被害を受けるのでなく市民も対象

毎日新聞の記者さんへ

「情報公開のコピー代について検討を求める請願」の対象は渋谷区議会議員に限定されていません。

渋谷区に対して情報公開をしようとする市民すべてに影響が出ます。

その点のツッコミが弱いです。

また、量に応じて課金されるかは分かりません。

なぜなら請願項目は「情報公開のコピー代は、作業時間を考慮した金額に改めるなどについて検討してください」となっているからです。

枚数が多いのも作業時間増ですが、黒塗りがあるのも作業時間増になります。

分かりやすく言えば請求対象文書が1枚であっても黒塗りが多ければ、それに応じて50円になったり、100円になったりという危険性があるということです。

しかも渋谷区は裁判所にはちゃんと公開する決裁文書の職員の判子部分を市民には墨塗りにして公開するように、むやみやたらと墨塗りが多い区です。

毎日新聞はそういう渋谷区の悪質事例を本当に知っているのでしょうか?
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