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【建築紛争】住友不動産の鶯谷計画

住友不動産(株)によって建設されている渋谷区鶯谷町のマンション群は、縄文・弥生の遺跡を破壊し、鶯谷町の住環境と景観を破壊するものである。
建築確認の取消を求めている行政訴訟の原告団が桑原敏武渋谷区長宛に、以下の要望書を提出していた。

渋谷区長 桑原敏武殿
2010年6月24日
渋谷区鶯谷環境訴訟原告団

2007年6月23日、貴職が都市整備課長と建築確認課長を帯同し、渋谷区鶯谷13番地の住友不動産株式が建設する『(仮称)渋谷区鶯谷計画』の工事現場を視察の際に、ウオーキング中に対面しましたが、貴職らが一言の言葉を交わすことなく駆け抜けていったことはご記憶でしょう。
あの時からちょうど3年が経過いたしました。ところが貴職によって認可された『(仮称)渋谷区鶯谷計画』の、開発許可申請書や建築許可申請書などのすべての書類おいて、開発地の接道名が渋谷区には実在しない「特別区道463号」と表記されておりますが、「渋谷区道路台帳現況平面図」では「特別区道第432号路線」であることを、5月14日の東京地裁の口頭弁論で指摘し、「住民の安全確保のために現在進行中の工事中止と、同社からの訂正申しれを受理しないよう求めます。」と、伝えました。
ところが開発会社・住友不動産株式会社は依然として工事を継続し、建設工事は未完成にもかかわらず、去る6月10日からは開発地正面に『La Tour DAIKANYAMA』と命名した看板を掲出、パンフレットを制作するとともにモデルルームを開設、さらにインターネット上のホームページにおいても青田売りの営業活動を開始いたしました。
(中略)
その1万7千平方メートルの地に、鉄とセメントで固められた軍事要塞のような巨大建築物が、10棟に分割していると言い訳していますが、地下設備の共通化とともにまさに一棟建てとして構築されており、開発者もTourと呼称しているように城砦であります。
そして、この周辺住民を睥睨する建築業者の広告宣伝物を調べることによって、各種建築基準法違反の事実が明確になります。
たとえCGによる実景を超えた仮装空間の表現であるにしても、これを手に取り、あるいは画面上で検索するにしても、許容範囲を超えた不当な虚偽表現であります。
さらに、この開発業者は、この地の4千年以前の遺跡や自然景観を破壊しながら、フロントページの古城と桜の組み合わせから始まり、マンションの外構や内庭を紹介しておりますが、現代のCG技術を用いながら、「土地の記憶」「森の中の森」などといった上ずった言葉を使用し、自然や文化を強調していますが、「記憶喪失者」の虚言と妄想であります。
       (中略)
さらに、建築基準法違反工事は急ピッチですすめられておりますが、未だ開発許可完了公告はでておらす、道路指定も、もちろん本体の建築完了公告もでていない段階であるにもかかわらず、開発業者のこのような企業活動を行うことは、法治国として許されるはずはありません。
現に開発許可取り消し、開発許可確認処分執行取り消し、建築許可取り消し、建築許可確認処分執行取り消し裁判が継続中であり、開発業者の利益追求の一方的違法・脱法行為は許されるはずがありません。
このような状況下での販売活動が促進されるならば、被害は善意の第三者に及ぶことは必至であります。
貴職の名において許可された『(仮称)渋谷区鶯谷計画』は、貴職の名前によって違法行為の是正と適正な運用がされることを求めます。   
なお、開発地の北側部の隣接地との境界には、平成18年の「鶯谷遺跡」発掘調査において、最重要部分と推定される未調査区域が残っていたことはご存じでありましょうが、開発業者は渋谷区教育委員会に事前調査の打ち合わせの手続きをしないまま、整地作業を開始していることが、5月21日の情報公開請求で明瞭になりました。これは明らかな法令違反であり、所定の手続きとともに慎重・正確な調査をするよう関係者にご指示ください。                                
以上
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No title

この巨大建造物・・・近隣の方は、生涯、毎日、住環境を破壊されたまま、過ごすしかないのですね。本当にお気の毒です。

資産価値も下がり、日照も、通風も、景観も・・・
住宅街にこんな「開発」が許されるものなのですか?

No title

富ヶ谷の、桑原区長の家の隣の土地を、6億3千万円の税金で買ったそうです。
そのお金があれば、ここの遺跡の一部でも、保存できたのではありませんか?
渋谷区のやることは、まるきり筋が通らないと思います。

No title

こんな巨大建造物が住宅地に建つなんて考えられません。
遺跡がのこるこの地には、太古の昔から、先人が居を構え、暮らしを営んだ歴史があるのです。その上に・・・・悲しいですね。
きっと、呪いがかかりますよ。おてんと様は見てます。
ろくな死に方しませんよ。
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